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    老齢ラットの運動機能と認識機能へのくるみ摂取量の影響 Dose-dependent effects of walnuts on motor and cognitive function in aged rats.

    2009/04/30

    発表年月 2009年4月
    書名 British Journal of Nutrition.2009 April;101(8):140-1144
    著者 Willis L, Shukitt-Hale B, Cheng V, Joseph J
    研究機関 Human Nutrition Research Center on Aging at Tufts University
    概要 老齢ラットでは、空間学習と記憶を必要とする運動・認識作業能力が低下する。先の研究により、果物と野菜からポリフェノールを摂取することで、これらの能力が高まることが証明されている。くるみには植物性オメガ3脂肪酸・ αリノレン酸(ALA)とオメガ6脂肪酸・リノール酸(LA)が含まれ、またくるみはポリフェノール、抗酸化物質、脂質の栄養供給源である。本研究ではくるみの摂取が運動/認識能力に及ぼす影響を探った。老齢ラット(344匹)に対照食、あるいはくるみを2%、6%もしくは9%含む食餌を8週間与えてから、運動・認識試験によって評価した。
    結果 運動試験の結果、くるみを2%含めた餌により、竿歩き(rod walking)の結果が改善し、6%含めた餌では中型の板歩き(plank walk)の結果が改善した。9%含めた餌では精神的パフォーマンスの改善は見られず、大型の板ではパフォーマンスが低下した。モリス水迷路では、くるみを含めた全ての餌により作業記憶が改善したが、くるみを9%加えた餌では参照記憶の低下が見られた。これらの結果から、中程度の量のくるみを含めた餌を与えることで、老齢ラットの認識・運動能力が改善することが、初めて確認された。

     

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