くるみについて知ろう!

くるみは栄養的にとてもバランスのとれたヘルシーな食品です。コレステロール低減、美容効果、スタミナアップといった栄養効果が注目されています。

くるみ食ダイエット&ヘルス 臨床実験資料集

クルミが健康な男性の血清脂質(コレステロールなど)と
血圧にあたえる影響

米国カリフォルニア州ローマリンダ医学大学 ホアン・サバテ博士

背景

木の実を頻繁に食べることが虚血性心疾患(動脈硬化が原因で起こる心臓病)の危険を減らすことと関係する。その裏づけを得るため、木の実が血清脂質と血圧に与える影響について研究する。

被験者

健常な男性18人

結論

健常男性において脂肪とカロリーの総摂取量を保ちながら、推奨するコレステロール低下食に適度の量のクルミを組み入れると、血清総コレステロール値を低下させ、血液中のリボ蛋白を望ましい状態に変化させる。

6年間の追跡調査の結果、我々は、木の実を頻繁に食べることと心筋梗塞の危険度や虚血性心疾患による死亡を減らすこととの間に正しく因果関係があることを突き止めた。そこである特定の木の実(クルミ)を食べた場合の影響を研究することにした。
被験者は18人の健常男性(白人15人、アジア人3人)。米国厚生省のコレステロール教育プログラムが推賞するコレステロール低下食「ステップ1」を基準食とし、そしてその基準食の脂肪の部分をクルミに置き換え、カロリー20%をクルミから摂取する「クルミ食」として、4週間ずつ連続で無作為に与え、この2種の食事における血清脂質と血圧に及ぼす影響を比較する実験を行った。
その結果、「クルミ食」期間中の平均総コレステロール値は、基準食期間の平均値よりも低く、12.4%の低下を示した。また、LDLおよびHLDコレステロール値も基準食期間より低く、LDLコレステロールにおいて16.3%、HLDコレステロールにおいて4.9%、それぞれ低下を示した。クルミ食で、HDLコレステロールに対するLDLコレステロールの比率も低下した。なお、平均血圧値は、基準食、クルミ食、いずれの期間中にも変化はみられなかった。

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