ダイエットの秘訣はカロリーよりも中身!素材を生かした身体に優しい”ギルトフリースイーツ”

2018/04/12

ダイエット中についスイーツを食べてしまって、「食べちゃった……」と落ち込んでしまうこと、ありますよね。でもそのストレスが積み重なると、実はダイエットの大きな妨げになってしまうのです。そんな時に味方になってくれるのが「ギルトフリースイーツ」。いったいどんな食べ物なのでしょうか? 人気テレビ番組の第2代レシピの女王に輝き、大人気の料理ブロガーとしてもご活躍されている栁川かおりさんが、スイーツを賢く楽しむ秘訣をご紹介します。

日本神経学会認定神経内科専門医・医師、料理家
栁川かおりさん

神経内科医として勤務しながら、料理家として「シンプルな料理をより美味しく!」をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。メディア・各種出版、コラム執筆、レシピ提供、食品メーカーのレシピ開発など行う。2児のママ。

もう失敗しない!ダイエットの強い味方「ギルトフリースイーツ」

お菓子を食べて、後悔したことはありませんか?

バターの香りがリッチなケーキやクッキー、生クリームが山盛りのパフェやパンケーキ、などなど。見た目が豪華で美味しそうなおやつには、どうしても心惹かれるものです。でも、誘惑に負けてつい食べ過ぎてしまうと、あとから後悔が押し寄せてくる。そんな経験は、どんな人でもあるものです。

大好きな美味しいおやつを食べて幸せな気分になったというのに、どうしてこんなに後悔の気持ちが押し寄せてくるのでしょう? きっとそれは、頭の中でとった脂や砂糖やカロリーのことを考えてしまって、「一度摂ってしまったものを体から出すことはできない」という後悔と罪悪感が湧き上がるから。

食べても後悔しない「ギルトフリースイーツ」とは?

「ギルトフリースイーツ」という言葉を聞いたことがありますか? 食べた後も、「ギルト=罪・罪悪感」が「フリー=ない」ということ。つまり「ギルトフリースイーツ」は、「食べても罪悪感がないおやつ」のことだそう。そんなおやつなら、確かにうれしいですよね。

一般的にどんなものが「ギルトフリースイーツ」なのかというと、ドライフルーツやナッツ、バターや卵などの動物性たんぱく質や白砂糖を使用していないもの、グルテンフリー食品、添加物不使用のものなどが挙げられます。

中でも、代表的なものが「ブリスボール」。砂糖なし、グルテンなし、添加物なしのおやつで、ナッツやドライフルーツ、スーパーフードなどを混ぜて丸めて作るものです。

確かに“体にいいおやつ“のように感じるけれど、カロリーについては何にも決まりがないのかな?と、疑問に思ってしまう部分もあるかもしれません。

ダイエットはカロリーよりも“中身”を考える時代

昔は、ダイエットと言えば「カロリー」が最優先で、「この食べ物は何カロリーか?」ということばかりを考えていました。しかし人間がゼロカロリーで生きていくことはできないので、ある程度のカロリー摂取はどうしても必要です。どうせ同じカロリーを摂取するのなら、美味しく楽しく、後悔なく食べたいもの。

例えば、100kcalのおやつを食べるとします。その時に、バターを100kcal食べるよりも、バターケーキを100kcal食べる方が罪悪感は少なくなる。それがさらに、すりおろしたニンジンをたっぷり入れたキャロットケーキになったり、バター不使用でくるみが入ったオイルケーキになったりすることで、どんどん罪悪感は減っていくと思うのです。

それはきっと、動物性脂肪をまるまる食べるよりも、野菜が入ったり、植物性脂肪になったり、ナッツでビタミンやミネラルもしっかり摂っていたりすることで、「体にプラスになるものを食べている」という気持ちになれるから。カロリーを気にして“おやつ断ち”するのではなく、中身を重視すれば、後から「食べてしまった…」という思いをしなくて済むのです。

中でもナッツは低糖質でグルテンフリーなおやつの代表のひとつで、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富。油も含まれていますが体にとって必要な必須脂肪酸でコレステロールはゼロ。特にくるみには健康に良いと注目のオメガ3脂肪酸がナッツ類の中で最も多く含まれています。継続してとりたい体にいい油ですね。

今回のレシピも、そんなくるみがたっぷりと入ったビスコッティ。バターは使わずに少量のオイルで作れるザクザクのクッキー。くるみとドライフルーツもたっぷりと入っているので、体にプラスになる栄養素が沢山とれますよ。

自分にとって“ギルトフリー”なら、ダイエット中のスイーツもOK!

ギルトフリーとひとことで言っても、その内容は人それぞれ。自分が必要な栄養素と控えた方がいい食べ物、どんな体になりたいのかによって変わるものだと思います。

まずは自分にとっての「ギルトフリー」とは何なのかを、少し考えてみませんか? そうすれば、「スイーツ=ダイエット中に絶対食べてはいけないもの」から、「スイーツ=美味しくて、必要な栄養も摂取できるもの」へと意識が変わり、ストレスなくダイエットに取り組めるはずです。それが本当の意味での“ギルトフリー”になるのではないでしょうか。

くるみとココアのビスコッティ

【材料】15枚分 99kcal/1枚

・卵 1個・きび砂糖 55g
・白ごま油(お好みのオイルで代用可) 大さじ1
・くるみ 70g
・オレンジピール 30g
・レーズン 40g

(A)
薄力粉 100g
ココアパウダー 20g
ベーキングパウダー 小さじ1/4
シナモンパウダー 小さじ1/2

【作り方】
①ボウルに卵と砂糖を入れて泡だて器でよく混ぜる。白ごま油を加えてさらに混ぜる。(A)を合わせてふるい、ボウルに加え、ヘラで切るように混ぜる。

②粉っぽさが少し残るくらいで、くるみ、オレンジピール、レーズンを加えて混ぜる。粉っぽさがなくなったら手を止める。

③天板にオーブンシートを敷き、②の生地をのせる。10×15㎝程度の長方形に形を整える。(手にオイルを少しつけるか、打ち粉を振ると成型しやすいです)
180℃に予熱したオーブンで15分焼き、冷ます。

④完全に冷めたら1㎝の厚さにカットし、切り口を上にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる。150℃に予熱したオーブンで15分焼き、裏返してさらに5分焼く。

少量のオイルで作れ、くるみとドライフルーツもたっぷり入っています!

WALNUT COLUMNS くるみコラム

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