California Walnut Nutrition & Health

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心疾患

くるみで心疾患のリスクを軽減!

コレステロール値が高くなると心臓に負担をかけてしまうことからコントロールすることが大切となります。米国では各種臨床実験により、くるみのコレステロール低下効果が医学的に示唆され、米国食品医薬品局(FDA)から心疾患のリスクを軽減する可能性があるとして、効果効能表示が承認されています。

くるみでコレステロール低下、炎症抑制、動脈機能改善

心疾患とくるみ

メタボリックシンドロームに陥った人は心疾患になる確率が高いと言われています。メタボリックの改善が注目されている原因のひとつは、心疾患が日本人の死因の第2位だということがあげられます。その原因のひとつであるメタボリック(内臓脂肪型肥満)を防ぐためには内臓脂肪をつけない、落とす努力が大切です。血液の循環をよくすることは、心疾患を防ぐと同時にメタボリックも予防します。血管内にコレステロールをためないことがすなわち心疾患を予防することにつながるのです。

心疾患のリスクの抑制に、くるみが重大な役割を果たすことを示す研究結果は増え続けており、心臓に対するくるみの効果としては、コレステロール低下、炎症抑制、動脈機能改善などがあります。ペンシルベニア州立大学の著名な栄養学教授であるペニー・クリス=エサートン博士は「くるみを多く取り入れた食事は冠動脈性心疾患の複数のリスク因子に有益に作用する」と述べています。

2002年6月に発表された米国医師健康調査(ハーバード大学)は、2万1,454人の男性を平均17年間追跡し、ナッツ類の食事摂取が突発性心臓死リスクの有意な抑制と関連することを示しました。また、1994年にLancetに発表されたリヨン心臓試験では、血中に健康的な必須脂肪酸が存在すれば血栓や炎症が抑制され、動脈閉塞や突発性心臓発作のリスクが70%低下することが判明しています。

さらに、アンダーソン・モリス医学博士(米国心臓学会会員、ヘルスサウス心臓大学メディカルディレクター)は「適切な食事を摂れば、薬だけに頼る場合と比べて心臓病発生リスクがさらに抑制できると私は確信している。くるみは抗酸化物質、ビタミン類、繊維質、オメガ3脂肪酸のすぐれた供給源である。だからこそ私は患者さんに、心臓にとってくるみを食べるのは車を運転するときにシートベルトを締めるのと同じようなことと言うのだ」と述べています。

コレステロール、動脈硬化、心疾患対策にくるみ

くるみとハート

ペンシルベニア州立大学で行われた研究試験において、くるみとくるみ油を加えたアルファリノレン酸の高い食事(ALA食)と、リノレン酸の高い食事(LA食)の2種を平均的な米国人の食事(AAD)と比較した結果、くるみを加えた食事のグループの総コレステロールが低下しました。

オメガ3脂肪酸を摂ろうとする場合、魚に目を向ける人が多いですが、クリス=エサートン博士は次のように述べています。「くるみに含まれるオメガ3脂肪酸は海洋性供給源のオメガ3脂肪酸と同じものに変換され、炎症に対して同様の効果を示した。炎症を抑制すれば、動脈硬化の進行、すなわち動脈内のプラーク(血管壁にできるコブ)の形成と蓄積が抑制できる」と。

また、Circulation: Journal of the American Heart Association(2004年3-4月号)に発表されている2004年3月にバルセロナ大学で行われた臨床試験では、地中海沿岸地方で食される食事と、そのうちの一価不飽和脂肪(オリーブオイルやナッツ類)をくるみで摂った場合を比べました。すると、血管壁の弾力性、血管壁への炎症細胞の接着、凝固の調節などを行う血管内皮機能が改善もしくは回復することが判明しました。

この研究では、動脈硬化との関連が認められている細胞接着分子がくるみにより抑制されることも判明しています。この二重の効果により、循環系の機能が向上し、心疾患予防につながるのです。研究者らは、心臓血管系に対するそのような効果を示すホールフード(何も加工せず、何も添加していない食物のこと)はくるみが初めてと述べています。